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シイタケ菌糸体エキスとは?

 シイタケは、中国・日本では食生活に欠かすことのできない身近なキノコです。シイタケが体によいということは、中国では600年ほど前の明の時代から言われていました。日本では約300年前から栽培されていた記録が残っており、江戸幕府の重要な財源でした。本格的な人工栽培が始まったのは昭和30年代で、現在では季節に関係なく生シイタケを手に入れることができます。

 通常私たちが目にするシイタケは笠(子実体)の部分ですが、その元は絹糸状の菌糸という細胞からなっています(図1参照)。子実体は植物でいえば花の部分にあたり、菌糸は根の部分にあたります。菌糸はシイタケの発芽にかかせないエネルギーと栄養をたっぶり含んでいます。

 シイタケ菌糸体エキスは、この菌糸を培養した固形培地から抽出されたもので、シイタケの科学名
Lentinus edodes(レンチナス・エドデス)と培養培地 Medium(メディウム)の頭文字を取って、「LEM」(レム=シイタケ菌糸培養培地抽出物)と呼ばれています。


図1  人工栽培のシイタケ
LEMについて

 LEMとは、上記でも述べたように「シイタケ菌糸培養培地抽出物」のことで、その欧文表示を略したものです。このLEMは、正式に商標登録もされています。

 LEMを開発したのは、千葉県野田市にある野田食菌工業(株)の創業者である飯塚千代吉氏で、1970年(昭和45年)に開発され、健康食品として製品化されました。この健康食品が当店で販売している「茸源(じょうげん)」です。


シイタケよりも消化・吸収がよいLEM

 LEMには、シイタケ菌糸培養培地の特殊成分である多糖類、水溶性リグニンをはじめ、必須アミノ酸、タンパク質、各種ビタミン、ミネラル類などが含まれています。

LEMに含まれる成分
多糖タンパク
リグニン
グルカン質
エリタデニン
エルゴステリン
食物繊維
チロシナーゼインヒビター
ビタミンB1
ビタミンB2など

 LEMは、シイタケ菌糸に含まれる酵素がシイタケ菌糸と「バガス(サトウキビの砂糖を搾った搾りかす)」からなる固体培地を分解、消化して抽出されるのものです。ですから、セルロースやヘミセルロースなどの多糖類やリグニンが部分的に分解され、分子量は小さくなっています。特にリグニンは酵素分解され水溶化しています。このため、シイタケそのものとは根本的に組成成分が異なり、またシイタケよりも消化されやすい形になっています。

■酵素の働きによって自己消化することで有効成分を活性化し、吸収しやすくなっている

       




他のキノコ製品には無い、水溶性リグニンパワー

 LEMには多糖類の他に、他のキノコ製品には含まれていない、水溶性リグニンが含まれていることが大きな特徴です。一方、他のキノコ由来の製品では、成分の大部分はβ−グルカンを主な有効成分とした多糖類です。(LEMにもβ−グルカンは含まれています)
 リグニンは、セルロース及びヘミセルロースとともに植物の骨格を形成する主要成分で、木材や草木ではセルロースについで高い高分子有機化合物です。天然のリグニンは分子量が数百万と大きく、水に不溶性の物質で自然界では簡単に分解しませんが、シイタケ菌糸にはリグニンを分解する酵素があり、「バガス」の培地にシイタケ菌糸の酵素が作用すると、水溶性のリグニンとなるのです。

           



LEMに関する特許について


 LEMは、日本だけでなく海外でも特許が数多く取得されており、また、日本薬学会や日本癌学会での研究発表も数多く行われ 、学術雑誌にも多くの論文が発表されています。





                            

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