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 お風呂での体の洗い方

                     


 前回は、入り方を間違えると体に負担をかけ、危険な場合もある事を紹介しましたが、
今回はお風呂での体の洗い方をご紹介いたします。

 お風呂は一日のうちでも至福のひとときですが、体の洗い方によっては「皮膚のカサ
カサや、かゆみ症状を悪化させていることがあります。

 いわゆるドライスキン(老人性乾皮症)といわれるもので、表皮にある角質層の水分が
低下したり、皮脂分泌が少なくなったりして皮膚が乾燥し、刺激を受けやすくなる症状
です。すねや太もも、腰、二の腕、脇腹などが無性にかゆくなって、床に入るとかゆみが
増して寝つけなくなります。高齢者に限らず、空気が乾いた時期は30〜40代にも
見られる症状です。

 ドライスキンを予防するには、石鹸類をたっぷりつけすぎず、ゴシゴシと強い力で洗わ
ないこと。入浴のたびに強い力でこすると、乾燥から皮膚を守る皮脂が失われて、
かえって傷つけてしまいます。特に、ナイロンたわしは肌への刺激が強いことが
知られています。最近、普及してきた液体洗浄剤も、1回に使う界面活性剤の量が
多くなりやすく、すすぎも不十分になりがちです。一日に何度もお風呂に入ったり
シャワーを浴びたりする人は、その都度、体のすみずみまで入念に洗う必要は
ありません。
 体を 『洗うこと』を 『こすること』 と誤解している人がいますが、皮膚疾患の多くは
入浴時にこすらないことが基本です。アカすりもおすすめできません。入浴は、体の
汚れや古い角質を軽く洗い流す程度にした方が良いでしょう。

 ドライスキンの人は、イオウ入りの入浴剤は避けましょう。イオウは皮脂の分泌を
抑えて、皮膚の乾燥を増長させます。入浴剤を入れるなら、保湿作用のあるものにして、
水分が残る入浴直後に尿素軟膏などの保湿剤やクリームを塗りましょう。ウールや
ナイロンの肌着は皮膚を刺激しやすいので、柔らかい木綿が良いでしょう。
 潤いのある肌を維持するには、保湿がカギになります。



                        



                            

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