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トップページ>健康耳より情報梅干し健康法梅干しには6つの驚異的な働きがあるといわれています。![]() @疲労を回復する 私たちは、スポーツをしたり、長時間からだを動かすと、筋肉の動きが鈍り、からだに疲労を 感じます。 疲労の原因は、体内に蓄積された乳酸と呼ばれるものです。体内でブドウ糖を エネルギーに換えるときに、エネルギーとともに作られるのが乳酸です。からだの中に乳酸が たまってしまうと、体内は酸性に傾きます。これが疲労という形になってあらわれます。 疲労回復のためには乳酸を分解すればいいわけですが、このときに活躍するのがクエン酸 です。クエン酸は、乳酸を水と二酸化炭素に分解して、体外へ排出する働きがあります。 しかもクエン酸には、ブドウ糖が分解されるのを抑制し、乳酸そのものをエネルギーのもとと なる物質へ変化させていく働きもあります。つまり疲れのもとを取りながら、さらにエネルギー をも生み出すのがクエン酸というわけです。この研究で、イギリスのA.H.クレーブズ氏は 1953年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。 そしてこのクエン酸をたっぶり含んでいるのが梅の実です。梅干しにすることで、クエン酸の 量も増えます。梅の実を食べることで疲労回復に効果があるばかりでなく、疲れにくく健康な からだを作ってくれます。 A動脈硬化予防に卓効 日本人の三大生活習慣病は、ガン、脳卒中、心筋梗塞です。このうちの脳卒中と心筋梗塞 は、動脈硬化が主な原因といわれています。健康な人の動脈は、血液を全身に送るため、 弾力性に富んでいます。簡単には破れたり詰まったりしないものです。 ところが、年齢を重ねて40〜50歳以降になると、血管の老化や生活習慣の乱れなどが 原因となって、血管の内壁にコレステロールや老廃物が付着し、血管の壁が厚くかたくなる ことがあります。そのために血液が流れる血管の穴そのものが狭くなり、詰まりやすい状態 になります。これが動脈硬化です。 梅干しは、乳酸を分解するクエン酸が豊富だと述べましたが、乳酸はまた動脈硬化の原因 にもなっています。 また最近では、クエン酸そのものに、血圧を下げる働きがあることもわかってきました。 B病気の原因、活性酸素を撃退 生活習慣病の原因として注目されているものの一つに活性酸素があります。活性酸素は 遺伝子を傷つけ、ガンや動脈硬化を引き起こします。この活性酸素を減らす働きがあるのが、 唾液の中に含まれるグルタチオンペルオキシダーゼとカタラーゼという酵素です。 これらの酵素は、発ガン性物質の毒素も消す働きがあります。 唾液は、自然に分泌された量よりも、食べ物によって刺激されて出てくるもののほうが 多いという特性をもっています。しかも梅干しによって刺激された唾液は、質量ともにすぐれ ているという研究報告もあります。梅干しを見て、「すっぱいと思わずツバが出る」感覚や、 梅干しを食べるときに自然に出る唾液は、活性酸素を撃退するという、からだにたいへん よい効果をもたらしているのです。 Cがんこな便秘を解消 胃腸での消化・吸収がスムーズにおこなわれなくなると、便秘になります。便秘になると、 吹き出物など肌のトラブルなどが起こります。 梅干しを毎日食べると、便秘が自然に解消されていきます。これは、梅干しに胃腸のぜん動 運動の働きを活発にする効果があるほか、殺菌作用もあるからです。細菌は酸に弱いため、 クエン酸の強い酸性によって殺されてしまうのです。 D二日酔い解消にスーパー・パワー 二日酔いは、肝臓のアルコール処理能力が追いつかず、血液中の酸素が不足するために 起こるものです。アルコールは一旦、肝臓の中の酵素によってアセトアルデヒドという物質に 分解されたあと酢酸になり、最後は炭酸ガスと水に分解され、体内に排出されます。問題は この分解途中にできるアセトアルデヒドです。 このアセトアルデヒドは吐き気を引き起こしたり、呼吸数や心指数を上げ、アルコール そのものよりも数倍強い生体反応を起こす有害物質なのです。血中のアルコール量が増し、 アセトアルデヒドの量が増えれば、吐き気や頭痛が起こります。これが二日酔いとなるわけで す。 梅干しには、胃腸の粘膜を保護する働きがあります。アルコールは胃腸から吸収されるの で、梅干しを食べることによって、胃を守ろうとする生体防御作用に働きかけ、胃腸を保護 する粘液の分泌を高めることができます。つまり、お酒を飲む前に梅干しを食べておくと、 胃の粘膜が保護されるため、アルコールの刺激を緩和できるのです。 また、飲みすぎて、二日酔いになってしまったときに食べると、荒れた胃の粘膜の修復が 早くなります。 さらに、二日酔いになると体内は酸性に傾きますが、アルカリ性食品の梅干しを食べる と、からだが弱アルカリ性に変わり、二日酔いの回復を早める効果があります。 E食中毒を防ぐ防腐作用 梅干しは、戦国時代には兵糧として必需品でした。合戦に赴く兵士たちは、にぎり飯に 梅干しを入れ、腰につけて歩きました。なかでも豊臣秀吉は梅干しを「息合の薬」として重用 したといいます。先人は、梅干しの腐敗防止や疲労回復の作用を体験的に知っていたという ことです。 冷蔵・冷凍などの保存技術が発達している今でも、細菌性の食中毒にかかる人は少なくあ りません。数年前から社会問題になった病原性大腸菌0-157をはじめとした、サルモネラ菌、 黄色ブドウ球菌などの食中毒を引き起こす細菌は、味やにおいなどがほとんどなく、なかなか 細菌の有無の判断ができません。 梅干しに含まれているクエン酸は、こうした細菌を抑制する働きがあります。つまり、梅干し には食中毒菌の増殖を抑える働きがあるということです。おにぎりに梅干しを入れると、 作ったその日のうちであれば、腐敗細菌や食中毒菌の増殖を抑えて、腐敗を遅らせることが できます。 1日1個の梅干しで健康維持 すぐれた健康食品の梅干しですが、塩分の取りすぎには注意しましょう。 健康な人は、塩分の1日の摂取量は約10g 以下がよいといわれます。梅干しに含まれる 塩分量は、20% 前後のものから、塩分控えめの減塩タイプのもので10% 前後の塩分が 含まれています。 塩分量が20% で作られている梅干しで、実際の塩分量を計算すると、梅干し1個(約20g ) には、約4g の塩分が含まれている計算になります。食事によるほかの食品からの塩分の 摂取もあるわけで、粒が大きい梅干しを1日に1 個以上食べれば塩分過多になります。 梅干しは1日1個、これが適正量です。 |
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